お国言葉

「お国言葉」って聞いたことありますか?
いわゆる「方言」やそのひとの出身地の言葉のことです。

あたくし姐御はちょいとしたスポーツで
未就学児さんや小学生を指導しているのですが
生粋の熊本人なので当たり前に熊本弁を使います。

が!

それがなかなか通じない場面が多々ありまして💦

例えば「そぎゃんじゃなかよ」。
標準語で「そうじゃないよ」という意味ですが
子どもたちは一瞬動きが止まってポカン😯としてる。

う~ん・・・💤

そして標準語で言い直します😢

転勤族のご家族だったり、熊本以外の出身の方が増えてきて
普段でも熊本弁が通じないことが多くなってきましたね。

ウチには4人の子どもが居ますが
上3人は成人していて、1番下はまだ小学生です。
子ども達も生粋の熊本人のくせにあまり熊本弁を使いません。

淋しいです😭

あたくし達が子どもの頃は
どこの学校でも教室の出入口に必ず貼ってあった「あとぜき」の貼り紙。
これは要するに「(ドアを)閉めなさい」という意味ですが今や死語😱


熊本弁をいくつかご紹介するとお武家さまの言葉を語源とする言葉があるのですよ。

例えば
「ぬしゃ」→「おぬしは」『あなた』という意味
「むしゃんよか」→「武者んよか」『かっこいい』という意味

おてもやん.jpg
それから方向を指す言葉は可愛いですよ💕
「右さん」→「右へ」
「左さん」→「左へ」
「あっちゃん」→「あっち」
「こっちゃん」→「こっち」
「そっちゃん」→「そっち」

ちなみにひと言で済ませる言葉もあります。
「け」→「おいで」
「ほ」→「ほら」

全国的に有名になったのは
「すーすーすっ」→「(ミントガムを食べて)すーすーする。」
「とっとっと」→「(この席は)取ってあります。」
これは博多弁も同じ使い方をするようですね。

いまや標準語になった「めっちゃ」。
大人も子どもも使います。
そもそもは関西方面で使われている言葉なんですよね。
「たいぎゃな」「たーいな」
これも「めっちゃ」と同じ意味合いです。
「めっちゃ」は当たり前なのに「たいぎゃ」「たーいな」はダメなんですか😭

こうやってお国言葉を考えると無くして欲しくないなと痛感します。

秋田出身の有名人が東京に住んでるけど我が子には秋田弁を使って欲しいと言ってました。
お国言葉大事にしたいです。
そのうち熊本弁講座をブログでご披露しましょう。

「なんさま家ば建つるならmoriguに任すっと間違いなかばい!
 要望ばなんでん言うてみなっせ。聞いちやらすけん。
 真面目な社長と、ヨカ男のスタッフと、面白か奥さんのおらすもんな。
 事務所にたずねち行っちみなはっとよかばい。」
天守閣(復旧後).jpg

台風

台風の目.png

今日まさに九州は台風14号の影響が出始めてます。

4年くらい前の夏に、姐御はちょいとした講演をしに

北海道・札幌市に呼ばれたのですが

最後の質疑応答で

「これまで北海道には台風はきたことがない」

と聞いたのですね。

なので、もし台風がきたら対応がわからないので教えて欲しいと言われました。

九州では毎年当たり前のことなので

対応の仕方・・と言われてもすぐには答えられなかったのを覚えています。

でも、その数年後、東北や北海道を直撃しましたね。

大雨や強い風に被害がたくさん出ていました。

倒れた樹木とバイク.png

台風の雨や風に強い住宅と聞くと

軽い木造よりも

重量のあるコンクリートの住宅を連想しませんか?

鉄筋コンクリート構造(RC構造)は

コンクリートと鉄筋を組み合わせることで

より強度が上がるので

台風による強風に強いだけでなく、耐震・耐火性能も高いです。

沖縄の住居に多く見られますね。

しかし、木造の住宅は台風に弱いと一概に判断はできません。

台風が毎年何度も接近する南西諸島にも

強風に負けない木造住宅はあるのですよ。

枠組壁工法(ツーバイフォー工法)や

耐震構法SE構法と呼ばれる方法など

台風や地震などの外力に強い構造に沿って建築するのです。

元々、寒い地域では寒さ対策が中心で

暑いというか、気温が高い地域では暑さ対策が中心の家づくりをしますね。

どちらにも共通して言えるのは

頑丈で天災にも備えられる、安心して住める家づくりをするってことですね。